大手MNVOである楽天モバイルを運営する楽天が、今度はMNOを目指すことになりました。
あの資本力、TBSさえ買収しようとした楽天、やり方を間違えなければ、確実にサービスまで持ってこれると思います。
楽天は、固定電話サービスを持っているため、電話に関するノウハウは持っているし、1.7GHzという周波数は、世界的にメジャー、国内でもドコモやソフトバンクが有しているため、既存のSIMフリースマホで、使えるかと思います。（VoLTEはどうなるか不明ですが･･･）
あと3.4GHz帯はTD-LTE向けだし、単独での取得は難しいでしょう。（1.7GHzとセットなら、なんとか将来的にも明るくなる？）
楽天がMNOになったら、当面はドコモのMVNOも利用しないと、スマホとしては使いものにならないし、旧イーモバイルもかつて通った道です。ここは避けて通れません！
今回の周波数割当は、1.7GHzが2枠、3.4GHzが2枠、計4枠になります。（それとは別にドコモの1.7GHzが全国バンドへ！）
楽天は表明したばかりなので、具体的な行動は不明ですが、携帯電話事業へ新規参入する以上、スマホを利用できる帯域、1.7GHzを狙ってくるのは確実。
そうなると、あと1.7GHzの1枠は、ドコモかソフトバンク、3.4GHzの2枠はKDDIとドコモかソフトバンクの1.7GHzを申請しなかった方でしょうね。（これは予想）
ソフトバンクは反則技？で、周波数をゲットした経緯もありますし、今度の割当の条件にも、新規参入した会社を既存携帯電話会社が買収したら、免許は無効となるとも添えられています。だから、将来的にも買収でゲットすることは不可能です。
新規参入を認めたら、携帯電話会社は4社のまま続くことになるわけですね！プロ野球を持っている楽天なら、間違いないとは思いますが、ここは期待をして楽天を応援したいところであります。
